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YUKA MISHIRO Videographer & Editor

2016.02.03

日本の伝統美を感じるなら神前式!知っておきたい神前式の基礎知識

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神前式を検討しているけど、出席した事がないからどんな感じなのかイメージがつかない。神前式ってどんな事をするの?費用は?と疑問を持っている方も少なくないのではないでしょうか?そこで今回は、日本の伝統美を肌で感じる事のできる「神前式」についての基礎知識をご紹介していきます。

今後のご参考になれば幸いです。

神前式とは

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出典元:http://bridal.sakura-world.net/review/detail/137

 

神前式とは、神殿にて行われる日本古来の伝統的な挙式スタイルのことで、神前にふたりが結ばれた事を奉告し、感謝とともにこれからのご加護を祈ります。

親族をメインにした儀式なので、両家の結びつきをより強く感じることができ、格式を重んじる年配の方には特に喜ばれるスタイルです。

 

神前式は、ある日本の神話の精神を受け継いでいます。その神話とは、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の二人の神様が、天上の神々から示された「この未完成な国を立派なものにしなさい」とのお言葉によって、地上の「おのころ島」に降りられた時に宮殿を建て、聖なる柱を廻り巡って結婚の儀が執り行われ、日本の山海川草木を生んだと伝えられています。

すなわち、神前で結婚式を挙げることは、神話に伝えられる日本の発展の基礎を固められた伊邪那岐と伊邪那美の二神の結婚と同じ意味で、同じ使命を持つものと考えられ、長い人生をともに助け合いながら、社会に貢献してゆくことを神様にお誓いする、人生の最も重要な節目として意義があります。

 

参照元:http://www.meijikinenkan.gr.jp/wedding/shinzen/significance.html

神前式ができる場所

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出典元:http://wedding.gnavi.co.jp/site/1/gc4b200/

 

神前式が行える場所は、「本格的な神社」か「ホテルや結婚式場の神殿」の二つです。

 

神社の場合は、格式のある本格的な神前式を行うことができることと、神社自体が最高のロケーションとなるので写真撮影では特に和装が綺麗に映えます!

ホテルや結婚式場の神殿で行う場合は、挙式後の披露宴会場への移動がないのでゲストにも負担がかかりませんし、新郎新婦も着付けをしてから移動する手間がありません。

神前式にかかる費用は?

神社で神前式を行う場合、初穂料というお金を支払います。

初穂料とは、神社で挙式をする際、挙式料の代わりに「神様に納める金銭」として納めるお金のことをいいます。目安はだいたい5〜15万円程です。

そして、これ以外に衣装や小物、着付け代、写真、ムービーなどの費用がプラスされるのでトータルでかかる費用には個人差があります。

 

しかし、神社でも披露宴会場が併設されていたり、提携している結婚式場やプロデュース会社がある場合もあるので、その場合は衣装や小物、着付け代などがセットになってお得なパックプランも用意されているようです。

ホテルや結婚式場内の神殿で挙式する場合も、上記と同様パックプランで用意されている所がほとんどです。

神前式の流れ

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出典元:http://www.lei.ne.jp/h/client/lei_62/popup_gallery_1777.html

 

神前式の流れについてご紹介します。聞きなれない言葉ばかりですが、事前に少しでもそれぞれの儀式の意味を知っておくと、より深く意義のあるものになるのではないでしょうか?ここでは一般的な式次第をご紹介しますが、神社によって式次第は異なりますので、事前に確認する事をおすすめします。

 

(1)参進

斎主・巫女に先導され、新郎新婦→媒酌人→両親→親族の順番で、本殿・御社殿まで進む。

 

(2)入場

神前に向かって右に新郎、左に新婦が着席します。

 

(3)修祓の儀(しゅばつのぎ)

神前式に先駆けて、心身を祓い清めるお祓いの儀式。

一同起立し頭を下げ、斎主による祓詞(はらいことば)奏上の後、大麻(おおぬさ)で参列者全員がお祓いを受けます。

 

(4)祝詞奏上(のりとそうじょう)

斎主が神前に二人の結婚の報告をし、幸せが永遠に続くようお祈りをします。

 

(5)三献の儀(さんこんのぎ)

「三三九度の盃」とも言われる儀式。新郎新婦が大中小3つの盃で交互に御神酒を飲み交わし、夫婦の永遠の契りを結びます。

御神酒を飲む順番は、小→中→大の順番で三口で飲み干します。最初の一、二口は盃に口をつける程度にして、三口目でいただきます。

 

(6)誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が、神前で誓いの言葉を読みあげます。

 

(7)玉串奉奠(たまぐしほうてん)

新郎新婦→媒酌人→両家代表の順で、神に玉串を捧げます。

玉串とは、榊(さかき)の小枝に紙垂(しで)をつけた、神と人との意を繋ぐ役目をするものです。

 

(8)指輪の交換

結婚指輪を交換します。本来、神前式に指輪交換はありませんでしたが、希望する人が多く昭和30年代から取り入れられるようになったそうです。

※なかには、指輪交換が式次第にない神社もあります。

 

(9)親族杯の儀

一同が起立して、一斉に3回で飲み干します。

 

(10)斎主あいさつ

斎主が、式を滞りなく終了した事を神に報告し、二人に祝福の言葉を述べます。

 

(11)退場

斎主を先頭に、新郎新婦→媒酌人→両親→親族の順番に退場

神前式をする前に知っておきたい5つポイント

(1)友人は参列できる?

親族のみの参列が一般的ですが、近年では友人も参列できる場所も増えてきています。

しかし、会場の人数に限りがあったり、親族しか参列できない会場もあるので事前に収容人数、友人は参列が可能かどうかを神社、または式場に確認をしましょう。

 

(2)花嫁の衣装に決まりはある?

神前式と言えば、白無垢のイメージが強いように感じるかもしれませんが、決まりはありません。花嫁の和装スタイルには、以下のような衣装が挙げられます。

 

・白無垢

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出典元:

http://blogs.the-wedding.jp/sachiko/2012/05/%E5%92%8C%E8%A3%85%E3%81%AE%E5%89%8D%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%80%80%E2%97%87%E7%99%BD%E7%84%A1%E5%9E%A2%E2%97%87/

 

室町時代から受け継がれている、婚礼の正礼装。すべてを白で統一した、もっとも格式の高い花嫁衣裳です。

 

・色打掛

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出典元:http://radiance-yuka.jugem.jp/?eid=252

 

白以外の色を用いた、鮮やかな打掛。白無垢と同格の正礼装なので、文金高島田+角隠しをつけて挙式で使用することも可能ですが、色打掛はパーティーや披露宴で着用する方が多いようです。

 

・引き振袖

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出典元:http://nihon-kekkon.com/gallery/list.php?icat3=30

 

花嫁ならではの引き振袖(振袖の裾を引いた振袖のこと)。「お引き」「お引きずり」「本振袖」「大振袖」などとも呼ばれます。

 

・黒引き振袖

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出典元:http://www.hatsuko-endo.co.jp/blog/2010/12/post-42.html

 

黒引き振袖は、もともと江戸時代の武家の娘の婚礼衣裳として用いられていた正礼和装です。振袖の中で最も格式が高く、クラシカルな雰囲気と凛とした立ち姿が魅力的。

 

・十二単衣

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出典元:http://happy-petit.com/sp/plan_detail.html?id=24

 

平安時代以来の貴族の正装。十二単衣という名前は、単(ひとえ)と袴の上に、桂(うちぎ)を重ねて着たことが由来でできたそうです。男性は、衣冠束帯を着用します。

 

和装の事をもっと詳しく知りたい方は以前の記事<人気急上昇の和装で結婚式をあげたい!を叶える基礎知識①><人気急上昇の和装で結婚式をあげたい!を叶える基礎知識②>をご覧ください。

 

(3)神前式のリハーサルはある?ちゃんとできるか不安…

リハーサルは必ずしもあるとは限りませんが、事前に流れの確認やレクチャーはあります。

しかし、基本的には挙式中、全て巫女や介添えがその都度サポートしてくれるのでご安心を。

式の中で、誓いの言葉を読み上げる「誓詞奏上」は、ここぞという見せ場なのでスムーズに読めるように事前に練習しておく事をおすすめします。

 

(4)ゲストは写真撮影できる?

基本的には、列席者の写真撮影はNGな場所が多いです。また、挙式のスナップ撮影やムービー撮影は、神社(または式場)の契約カメラマンの撮影に限られる場合がほとんどなので、提携業者以外で撮影を依頼しようと考えている場合は会場を決める前に確認する事をおすすめします。

 

(5)参列者の移動手段も忘れずに!

結婚式場内にある神殿や、神社に隣接している披露宴会場で行う場合は問題ありませんが、挙式会場と披露宴会場が離れている場合、参列者の移動手段を確保しなければなりません。

バスをチャーターするか、タクシーを手配するか、いずれにしても参列者の負担にならないようケアをしっかりとしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?聞きなれない言葉が多い神前式ですが、歴史やその儀式の意味を少しでも理解すると、より日本の伝統文化を受け継いでいる日本ならではの結婚式だという事がよくわかりますよね。

今回の内容が、今後の結婚式準備のご参考になれば幸いです。

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