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KEIKO OHASHI Art Director

2018.03.24

天気からみた結婚式!年間の結婚式シーズンと日本の気候まとめ

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結婚式当日に気になることと言えば、やはり天気なのではないでしょうか。

「雨だったりしたらどうしよう・・・」

「ゲストの方々の足取りが重くなってしまう・・・」

「その日のムービーや写真が曇ったものになってしまう・・・」

そして何より、式や披露宴の演出が屋外の予定の場合は、不安が一入のはずです。

今回はそんな結婚式前のあなたの不安をひとつでも減らすために、晴れや雨の日の結婚式をより思い出深い物にできるようにご案内させていただきます。

年間の降水量(東京調べ)

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東京での年間の降水量は以下のようになっています。

 

1-3月 1 2 3
降水量(mm) 52.3 56.1 117.5
4-6月 4 5 6
降水量(mm) 124.5 137.8 167.7
7-9月 7 8 9
降水量(mm) 153.5 168.2 209.9
10-12月 10 11 12
降水量(mm) 197.8 92.5 51.0

 

出典元:http://weather.time-j.net/Climate/Chart/tokyo

 

上記の表にある通り、9月が209.9mmと一番降水量があります。逆に12月は51.0mmと一番少ないです。

9・10月は結婚式のシーズンとなっていますが、近年9月は残暑が厳しく真夏と殆ど変わらないイメージですね。

それでは、世の中の方が結婚式を挙げたくなる日取りはいつなのか見ていきたいと思います。

挙式のシーズンと気候の良し悪し

Bride, groom and guests walking across lawn

 

「1・2月」

年始まりで結婚式を挙げる人というのは実際多くはありません。

しかし「安い、日程が決めやすい」ということもありメリットは少なくありません。

また、降水量は年間で一番少ないものの、雪などで交通機関がストップしてしまうデメリットも無視できません。もっと言えばインフルエンザなどの風邪が流行する季節ともなります。

 

「3・4月」

まだオフシーズンということもあり、安くあげられるところもあります。気候も少しずつ暖かくなってきますが、世間では行事ごとも増えてくるので、お財布が厳しい方いらっしゃる季節とも言えます。

 

「5・6月」

結婚式シーズンに入り、予約が取りにくくなっていきます。

6月のジューンブライドに向けて皆さんも挙式を挙げたくなってくる季節ではありますが、日本では6月は梅雨の季節でもあります。近年ではそれも考慮し7月に挙げられる方も増加中。梅雨入り前の5月に挙げるのも手かもしれませんね。

 

「7・8月」

先ほどの梅雨の6月を避けて7月に挙式を挙げる方も多いです。7月は降水量ワースト5位とゲリラ豪雨などもあります。ある意味危険な季節です。

何より夏なので、新婦様の化粧直しが追い付かない、新郎様のタキシードが熱いなどの体調にも左右させそうですが、晴れれば、夏の青空と共に式が挙げられます。

ブライダルフェアのども多く開催されているので、リーズナブルに式を行えることも大きなメリットです。

 

「9月」

ここでまた結婚式の人気シーズンに突入します。

大安吉日は争奪戦になること間違いなしですが、冒頭でお話したように残暑も厳しいですし、東京では1年でもっとも雨量が多い月でもあります。

人によっては、語呂合わせの関係で9や6を避ける人も少なくありません。

 

「10・11月」

10月は9月に続く降水量ワースト2位ですが、11月は気候も良く、さほど寒くありません。

去年は夏日も観測しました。雨が降る確率は低い方でしょう。

 

「12月」

年末ということもあり、出席される方も都合をつけるのが少々大変な季節。クリスマスに挙式を挙げられたらロマンチックだと思いますが、実際に挙げられる方は少ないです。

しかし降水量は年間で1番少ないのです。穴場かもしれません。

このように晴れる可能性は高くとも、世の中の行事や季節の特徴によってあげることが困難な月もあります。

 

結果、5月と11月が晴れの日の確率が高くなるシーズンであることがわかりました。

 

これと今年、2016年の大安吉日を重ねてみたいと思います。5月の大安は土日に絞ると、8日・日曜日、14日・土曜日の二日間です。11月は、13日・日曜日19日・土曜日となります。

今年のラッキーブライダルデイがこの四日間になることを期待したいと思います。

ヨーロッパのジューンブライドと日本の気候

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世の中には、日本古来の文化の中に、西洋諸国の文化を多く取り入れているものが無数にあります。そのため日本には合わないものまでも日本人は取り入れたいという憧れがあるように思えます。その一つがジューンブライドではないでしょうか。

上記でもお話した通りジューンブライドという言葉は個人的には日本にはとてもそぐわないものに感じます。

ヨーロッパではジューンブライドにあたる6月は年間で一番気候の良い月に当たるそうです。しかし日本では、それとは逆の季節になります。雨の日の結婚式を好まない人にとってはとてもミスマッチな月になってしまうわけです。

そんな1番雨の少ない月が結婚式を挙げるのに相応しい物になったヨーロッパでさえも、別の説があります。

意外とありかも、雨の日の結婚式

Rain pours on a wedding day

 

多くの人は、雨の日よりも晴れの日を好む人が多いと思います。

しかし言葉の中には、その逆を言っている事も多くあると思いませんか。

フランスの言い伝えでは「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」と言われ、神様の涙と言われています。また「雨は二人の一生分の涙を流してくれる」つまり辛いことを取り除いてくれるとも言われています。日本でも「雨降って地固まる」ということわざもあります。

 

また写真を見て分かるように、相合傘が二人の距離を縮めてくれているようにみえませんか。

6月の花は、紫陽花が思い浮かぶかもしれませんが、紫陽花の花言葉は「辛抱強い愛情」と言われています。

このように雨の中にもロマンチックで素敵なものが多くあります。

晴れることによって二人の結婚を空までもが祝福しているように感じられますが、雨は、逆に記憶に残る素敵な式になる場合も。

その一つとして、雨の日の式に傘のデコレーションを使うのもアイテムとしていいと思います。

エリザベス女王も使われているイギリス王室御用達のフルトンアンブレラは特徴もあり、新婦様の可愛らしさや美しさを引き立たせてくれます。

雨ならではの楽しみ方、演出の仕方を工夫されるのも雨の日の結婚式の醍醐味となることでしょう。

特異日から結婚式の日取りを決めよう

Calendar out of dates

 

特異日とは、大きな確率で起きる気象状態のことです。色々な条件はあるそうですが、特異日を選ぶと希望の気象条件を得やすいことは間違いないかもしれません。

1964年の東京オリンピックの開会式も特異日を意識して10月10日にしたそうです。10月10日は特異日とはされていませんが、10月の晴れの確立がいくつか存在したために、土曜の10日に実施されました。

まとめ

上記のように、ブライダルのシーズンやオフシーズン、自分たちの求めている気候などから、それぞれに合った結婚式をメイクできれば、ゲストの方も喜ばれるかもしれません。

今の時代の結婚式は、決して晴れが良いということはないと思います。雨の日でもロマンチックで素敵な結婚式にすることはできますし、それを可能にするプランやアイディアが溢れています。

一生に一度の結婚式を幸せに行うためにも、そしてご両親やゲストの方に喜んで頂くために、気候やオフシーズンのプランを検討してみるのも必要かもしれません。

また、こんな結婚式でゲストががっかりした12エピソードも参考にして下さい。

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