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YUKA MISHIRO Videographer & Editor

2019.01.21

結婚式するならどっち?「産前」「産後」結婚式のメリットデメリット

授かり婚で、めでたく夫婦となるカップルは今はもう珍しくないですよね。そんな中で結婚式を行いたいと思っているカップルは産前、もしくは産後どちらのタイミングで挙げるのがいいのでしょうか?

妊娠中に行うマタニティウェディングか、産後に子供と一緒に行うファミリー婚か。それぞれのメリットデメリットを今回はご紹介させて頂きます。

現在妊娠中で、結婚式を検討しているという方。入籍はしたけど、なんらかの理由で結婚式を挙げていない方、是非今後のご参考にして頂ければ幸いです。

出産前に結婚式をする「マタニティウェディング」のメリットデメリット

 

結婚に出産と、めでたい事がダブルで訪れる授かり婚。お腹にいる赤ちゃんと一緒に結婚式って素敵ですよね。体調や結婚式の準備期間など、気になる点がありますよね?

ではマタニティウェディングでのメリットデメリットを見てみましょう。

 

(1)メリット

・新婚の感覚が味わえる

・結婚と妊娠の報告を同時にできる

・子育てで忙しくなる前に結婚式ができる

・マタニティ姿が記念になる

 

(2)デメリット

・準備が短期間になってしまう場合も

・体調が悪くなる可能性がある

・アルコールが飲めない

・お腹が目立ってくるとドレスの選択肢が狭まる

・急な結婚式だと、参列者が少なくなる場合も…

出産後に結婚式をする「ファミリー婚(パパママ婚)」のメリットデメリット

 

ファミリー婚は、「子連れ婚」または「パパママ婚」とも最近では言われており、何らかの理由で結婚式を挙げていなかった夫婦が、子供が生まれた後に子供と一緒に挙げる結婚式です。


マタニティウェディングと比べ出産後に結婚式をする場合、どんなメリットデメリットがあるのでしょうか?ファミリー婚のメリットデメリットを見てみましょう。

 

ファミリー婚についての詳しい内容は、以前の記事<結婚式に心残りはない?今こそ素敵なファミリーウェディングを!>もご覧ください。

 

(1)メリット

・参列者には余裕を持って結婚式のお知らせができる

・母体への負担の心配がない

・子供と一緒に思い出が作れる

・アルコールが飲める!(授乳中の場合を除く)

・衣裳の選択肢が増える

 

(2)デメリット

・出産直後は母子の様態によっては難しい場合がある

・子供がいると打ち合わせや準備が大変

・妊娠前の体型に確実に戻る保証はない

マタニティウェディングで気をつけるポイント

(1)結婚式の時期

 

結婚式を挙げる時期は、新婦の体調を一番に考えて決めたいところです。

一般的に、妊娠に気づく時期は2〜3ヶ月ごろ。その後安定期に入って妊娠5〜7ヶ月ごろに結婚式を挙げるカップルが多いようです。

妊娠初期はつわりや体調を崩したり、という事が考えられますが、安定期に入ってからの5ヶ月以降でも、つわりなどの時期は個人差があるので一概に万全の体制で望めるとは限りません。

 

(2)会場選び

 

自宅から遠すぎず、アクセスの良い場所を選ぶのがポイント。安定期に入れば気にならないかもしれませんが、妊娠中は、「におい」にとても敏感になるので電車やバスの移動が想像以上に辛くなります。

 

(3)打ち合わせ回数を極力少なく

通常、結婚式の準備は6ヶ月前〜早いカップルで1年前から行います。マタニティウェディングの場合、妊娠が発覚してから出産前までに準備〜結婚式を行わなければいけないのでスケジュールはかなりタイトになります。


約3ヶ月位の期間で準備するカップルが多いようですが、つわりが続いていたりすると、電車やバスの移動はとても大変なので、極力打ち合わせの回数は少なくし1回の打ち合わせで効率よく進めるようにスケジュールをたてましょう。

 

(4)ストレスに注意

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ストレスは母体にとって大敵!ただでさえ妊娠中は精神的に不安定になる時期があります。結婚式の準備は、あれもこれもと決めなければならないものが沢山ありとても大変です。ストレスを溜め込まないように、二人で協力し合って準備を進めましょう。

 

(5)進行の決め方

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新郎新婦が各テーブルを回るよりは、ゲストに高砂にきて頂くようにしたり、いろんなイベントを詰め込みすぎてしまうとゆっくり落ち着く暇もないので進行は詰め込み過ぎずゆったりと食事もできるような進行にする事をおすすめします。

 

(6)着れる衣裳が制限される

 

6ヶ月を過ぎるとお腹が目立ってくるようになるので、衣裳の選択肢が狭まります。しかし最近では、マタニティ用のウェディングドレスも多く用意されています。サイズの調節が可能なアジャスター付きのドレスなどもあり以前よりはグッと選択肢は多くなっているようです。

お腹が目立つ前に!と考えているのであれば6ヶ月になる前の結婚式をお勧めします。

 

(7)転倒に注意!

 

当日の靴は、高いヒールではなく安定感のあるフラットシューズを履きましょう。着慣れないドレスは想像以上に歩きずらいので、転倒してしまっては大変です。

また、階段を降りて入場する演出などは、出来るだけ控えた方がよさそう。

 

(8)当日の想定すべき新婦の体調

 

妊娠中は、トイレが近くなる事、においで気持ち悪くなる事、とても疲れやすい事、急な体調変化などのトラブルが起きる可能性がある事を想定しておきましょう。

 

お色直しをする場合は、余裕を持って早めに退出し一度控え室で横になるなどして休息したり、軽食をとったりする事をおすすめします。

 

(9)あれもこれもと妥協するなら産後に結婚式を!

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準備期間が短く、希望していた日取りや会場の予約が取れない。

急な報告だったのでゲストがほとんど出席できない…。

と、どれもこれも妥協しなければならない状況であれば、産後に結婚式をあげるファミリー婚を検討してみてはいかがでしょうか?

せっかく結婚式を挙げるのに、後悔を残してしまってはいけません。どうしても二人のうちに記念を残したい!という場合は写真で残す、「フォトウェディング」を選ぶカップルも多いようですよ。

ファミリー婚で気をつけるポイント

(1)結婚式の時期

 

ファミリー婚は、お子さんのお披露目という意味や産休中に挙げるといった理由などから、お子さんが1歳前後の時に挙げるカップルが多い傾向にあります。

出産直後は母子の状態によっては、体調が万全でない可能性もあるので、あまりおすすめできません。

しかし、マタニティウェディングに比べ余裕を持ってスケジュールを立てられるので妊娠中からゆっくりと式場探しや挙式日を検討してもいいのではないでしょうか。

 

(2)打ち合わせのスケジュールは出来るだけ前倒しに

 

出産後は余裕があるようにも思えますが、自分たちの予定ではなく基本的に子供中心の生活になります。お子さんが小さいうちは、急な発熱など頻繁におこります。なので予定していた打ち合わせに行けなかったりと、計画通りには進まない可能性があるので、打ち合わせのスケジュールは出来るだけ前倒し、余裕を持って準備を進めましょう。

 

(3)自宅での準備は困難!?

 

出産後は、授乳にオムツ替えに、離乳食の準備にとなかなか自分の時間を持てません。夜中に授乳している場合はなおの事、子供が寝静まってから結婚式の準備(招待状や席次表、手作りするものなど)をしようと考えていても、ママも寝不足が続いていたりすると子育ての合間をぬって作業するのは困難。


子供にもそれぞれ個人差はありますが、夜泣きや夜間の授乳で大変な場合はパパに手伝ってもらったり、もしくはあまりあれもこれもと手作りをする!と意気込んで頑張りすぎないよう、使えるところは無理せず業者にお願いして子育てに影響が出ないよう、準備を進めましょう。

 

(4)授乳室、オムツ替えの出来る場所を確認する

 

会場を選ぶ際に、授乳室やオムツ替えの出来る場所があるかどうか確認しましょう。結婚式当日はもちろんの事、打ち合わせの際にも必要になってきます。

 

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出典元:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000003232.html

 

設備が整っている会場を探す際に役立つのが、「ウェルカムベビーの結婚式場」です。

ウェルカムベビーの結婚式場とは、ミキハウス子育て総研株式会社が、乳幼児連れの参列者へ配慮のある結婚式場に対し、当社規定の50項目中40項目以上の基準を満たした、ミキハウス子育て総研株式会社の認定結婚式場です。

 

赤ちゃん歓迎の結婚式場一覧

http://wedding.happy-note.com/weddinghall/

(ミキハウス子育て総研)

 

会場探しで、授乳室やオムツ替えの台の有無など重要なポイントではありますが挙げたかった会場がその設備がなかったからと行って、決して選択肢から外さないで下さい。

今ではお子様連れのカップルは珍しい事ではないので、設備がなくても必要な時に空き部屋を用意してくれたり、相談次第でなんとでもなる問題です。

ですので、会場探しの際あらかじめ、会場担当者に訪ねてみましょう。

 

(5)子供のお世話は誰にお願いする?

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出典元:http://mai-chai-mai.com/wedding.html

 

結婚式当日、ずーっとパパママがお子さんのお世話をする訳にはいきませんよね?ご両親や親族の方にお願いする場合が多いかと思いますが、それでは両親はゆっくり結婚式を楽しめないのでは?と心配な方は、ベビーシッターに依頼するのも一つの方法です。

 

私も一度、撮影で伺った結婚式でベビーシッターを利用されているのを拝見した事があります。ベビーシッターさんも、披露宴会場にいてもおかしくない格好で来て頂いており、一応控え室は用意されていたようですが、終始お子さんを抱いてパパママと同じ会場で過ごしていました。


お子様だけ別の場所。という訳ではないので、ご新郎ご新婦様もご両親様も安心してゆっくりと結婚式を楽しんでらっしゃいましたし、その姿を見て、結婚式でベビーシッターにお願いするのはとてもいい発想だなと感じたのが記憶に新しいです。

 

最近では結婚式専用のベビーシッターサービスもあるそうで、料金は一時間約2,000円〜が一般的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?産前は母体の体調の心配があり、産後は子育てをしながらの準備と気にかかる点がそれぞれありますが、「結婚式を諦める」という結論を出す必要はないと思います。もちろん費用の面などの問題もあるので、全ての夫婦が結婚式を挙げる訳ではありません。

豪勢な結婚式でなくても、少人数で会食のお披露目パーティーにしたり、オリジナルウェディングで二人の手作り結婚式をするのも有り!どんな形であれ、結婚式をしたいという思いがあるのであれば、入籍してから数年経っていても関係ありません!産前であれば、マタニティ姿が思い出になり、産後であれば産まれてきたお子様と一緒に思い出が残せます。是非二人のベストなタイミングで結婚式を行って下さいね。

今回の内容が、今後の結婚式準備のご参考になれば幸いです。

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