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AZUSA TAMURA Director & LGBT Adviser

2015.08.28

結婚式で一眼レフをうまく使いこなすために知っておくべき3つの設定

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PHOTO

53一眼レフ

友人の結婚式に一眼レフのカメラを持って行って、ステキ写真を撮ってみよう!!と意気込んで持って行ったものの、上手く使いこなせなかった経験はありませんか?

 

一眼レフに付いてくる取扱説明書も難しくて、読んでもよくわからないし、使っているうちに何とかなるでしょ、と漫然と使っていてもステキ写真にはなりません。

写りはしますが、自分がイメージしているステキ写真にはなりません。

 

今回は一眼レフの使い方の基本の「き」を、見て行きましょう。

撮影する時に気にするべき、3つの設定箇所

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photo by Fukaura

 

一眼レフの作りは、基本的な仕組みに関して各社大差ありません。

その中で、撮影の絵作りに関わる大切な設定は下記の3点です。

 

(1)ISO感度

(2)絞り

(3)シャッタースピード

 

これらは一眼レフを使うにあたっての基本の「き」。1つずつ見て行きましょう。

ISO感度

まずは、ISO感度とは何か?

説明書を見ても、Googleで調べても、定義は難しい説明になっているかと思います。

ここでは、ざっくり簡単に説明します。

 

撮影をする時の、その場の「明るさ」に合わせて一番最初に考えるべき設定です。

つまり、外で明るい時にはいくつに設定するか?暗い披露宴会場ではいくつに設定するか?といったように、周りの「明るさ」に合わせて設定を変更させます。あまりなじみはありませんがカメラマンにとっては、基本の「き」です。

 

機種によりますが、最近のデジタル一眼レフではISO100〜ISO12800くらいのISO感度が使用出来る機能が普通になっています。(実際に何に使うかによって、メインの感度はカメラマンによって違ってくる。)

 

では、ISO100とISO1600だった場合、何が違うのか見てみましょう。

 

<ISO100>

・「ISO感度が低い」もしくは「低感度」という。

・外で快晴の時に使いやすい数値。

・画質がきれい。

 

<ISO1600>

・「ISO感度が高い」もしくは「高感度」という。

・暗い室内や、少し暗めの披露宴会場などで使いやすい数値。

・画質が荒れる。(ザラザラしたノイズが出る)

 

低感度、高感度それぞれにメリットデメリットが色々とありますが、まず、覚えておきたい点は「明るい環境では小さい数字。暗くなったら、数字を大きく!!」です。

絞り

一眼レフカメラは、ボディをレンズから離せる仕組みになっています。

画像を作るセンサー部分に光を当てるために、光の量を調節する仕組みがあるのはボディではなくレンズの方です。レンズには、「絞り羽根」という部品が組み込まれています。

何枚かの羽根が組み合わさって、光を通すための穴の大きさを変えられます。

 

レンズの明るさを示す指標として「F値(えふち)」という言葉が使われます。

このF値は、数字が小さい程明るく(F1.4やF1.8)、数字が大きくなると暗いレンズになります。(F3.5−5.6など、レンズの前面に書かれていたりします。)

明るいレンズであれば、状況に寄っては、ストロボを使わなくても撮影できたりします。

また、明るいレンズは作り的に、お値段も劇的にお高くなります。それでは写真を使ってご説明します。

 

絞りF3.5の時の絞り羽根:背景はボケる

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photo by Fukaura

 

絞りF11の時の絞り羽根:背景までピントが合う

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photo by Fukaura

 

この絞りの仕組みは、猫の目と同じと考えると分かりやすいでしょう。

猫の目は、明るい時は黒目が細くなって、暗闇ではまん丸な黒目になります。レンズの絞りはあれと全く同じ仕組みです。黒目の大きさを調節する事で、光の量を一定に保っています。

 

また、絞りの数値が低ければ低い程、背景をボカして写す事が出来ます。

(人物撮影の時に、背景がボケているのは、ほぼこれ。)

 

F2.8の時の背景

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photo by Fukaura

 

逆に、絞りの数値をF8やF11のように上げると、ボカすことなく全面にピントが合うようになります。(集合写真で、全員にピントが合っているのは、これ。)

 

F8の時の背景

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photo by Fukaura

 

披露宴の時に、テーブルのメンバーで写真を撮る時に、座ってる人とその後ろに立っている人の全員にピントを合わせたいのなら、F2.8ではなく、F5.6くらいにするとよいでしょう。

写真の絵作りに、絞りの数値は深く関わってきます。

シャッタースピード

次に、シャッタースピードです。

基本的に、写真は光と影の芸術言われるように、絞りを使って「光の当たる量」を調節することで画像を作ります。カメラの中の画像を作る場所にどれだけの時間、光を当てるか調節できるのが、シャッタースピードです。

 

シャッタースピードの液晶表示の数字が「30」であればシャッターの開いている時間が1/30秒、「250」であればシャッターの開いている時間が1/250秒という意味になります。

数値が低いと「シャッタースピードが遅い」数値が大きい方は「シャッタースピードが速い」ということになります。

 

<シャッタースピードが遅いとどうなるのか>

・ブレる(歩く人を写したくても、人の動きの方が速くて写し止める事ができない。自身の手ぶれも拾いやすい。)

・狙って撮影すれば、速い動きの被写体を流れるように撮る事が出来るので、動きを表現できる。

 

自転車の車輪がまわっているところを、シャッタースピード1/30で撮影。スポークは写らない。

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photo by Fukaura

 

<シャッタースピードが速いとどうなるのか>

・ブレが減る。被写体を止めやすい+自身の手ぶれも抑える事ができる。

・速く動く被写体を、カチッと止めて写す事ができる。

(普段は、目にも留まらぬ速さで動いている物を、止めて見る事ができる。)

 

シャッタースピード1/500で撮影。スポークは見える。(レンズと撮影の方法により、さらに止まって見えることもある。)

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photo by Fukaura

 

もっと、具体的に解説することもできますが、今回は機械が得意でない方でもすぐに撮影できるように簡単な説明に留めたいと思います。さらに詳しく知りたい方は、取扱説明書やさらに特化した本がたくさん出版されていますので、そちらをご覧下さい。

 

さて、上記3点の設定を確認してきました。各設定の特徴も知りました。

いつも、P(プログラム)ばかりで撮影していて、便利だけども、イメージしている写真にならないと不満のあるあなた。この3つの設定を組み合わせることによって、自分のイメージに近い写真を撮ることができるようになります。(慣れが必要ですが。)

ISO・絞り・シャッタースピードの関係性

まず、この3つをどのように組み合わせるのか。

全く同じシチュエーションで、3パターンの組み合わせで撮影をしてみてください。

下記の設定は、全て同じ明るさの写真が撮れます。

 

(1)シャッタースピードはそのままで、絞りを変える。

  (シャッタースピード優先モードに該当)

   室内(外光が入って明るい)

・ISO400-F4-シャッタースピード:1/60

 

・ISO800-F5.6-シャッタースピード:1/60

 

・ISO1600-F8-シャッタースピード:1/60

 

(2)絞りはそのままで、シャッタースピードを変える。

  (絞り優先モードに該当)

   室内(外光が入って明るい)

   下記の設定は、全て同じ明るさの写真が撮れる。

 

・ISO400-F5.6-シャッタースピード:1/30

 

・ISO800-F5.6-シャッタースピード:1/60

 

・ISO1600-F5.6-シャッタースピード:1/125

 

この2例を見ても分かるように、この3つの設定は切っても切れない関係にあります。


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photo by Fukaura

 

最初から、全ての組み合わせをマニュアルでこなすのは、難しいので、撮影モードをP

(プログラム)だけでなく、S(シャッター優先モード:シャッタースピード固定)やA(絞り優先モード:絞り値固定)を試してみましょう。

 

Sモードは、スポーツなど屋外での動きがある状況でで使う頻度が高いので、結婚式で使うのであればAモードをおすすめします。

 

(3)ISO感度自動制御(機種によって無いものもあります。)

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これは、ISO感度設定のところにあります。

撮影する時に、ISO感度、絞り、シャッタースピードを全て駆使して撮影出来るようになるには、かなりの時間を要します。シャッターチャンスを逃すこともあるでしょう。

 

このISO感度自動制御を予め設定しておくと、シャッタースピードと絞りは自分で選んだ数値のままで、ISO感度の数値を自動的に変更して露出を保ってくれます。

明るさが変わりやすい場所での撮影の際に、こちらを使う事により、シャッターチャンスを逃さず、さらに露出の失敗の確立もさげることができます。

こちらも、本番で使う前に、一度試して見ることをオススメします。

まとめ

今回は、一眼レフカメラを使う前に知っておきたい、基本の「き」をお話しました。

その場にある光だけで撮影する時に、必要な要素を挙げましたが、それでも光が足りない時に必要になって来るのが、補助光としてのストロボです。今後、内蔵ストロボの使い方についても触れていきたいと思います。

また、ブレを減らすための設定や、背景をボカす撮り方なども、取り上げていきます。

秋の結婚式シーズンに向けて、ステキ写真が撮れるように、カメラの設定を見直してみませんか。

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