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YUKA MISHIRO Videographer & Editor

2019.02.07

結婚式のエンドロールを作成する時に気をつけたい8つのポイント

結婚式のフィナーレはエンドロール!とかなり定着しつつあるエンドロール。

 

最近の定番と言えば、当日の動画をその場で編集する撮って出しエンドロールが思い浮かぶのではないでしょうか?別名エンディングムービーやエンドクレジットとも言いますが、フォトエンドロールや当日の写真を使ったエンドロールもあります。

 

そこで今回は、エンドロールの種類と作成する際の注意ポイントについて記載しました。

first filmは結婚式のエンドロールに特化した専門チームです。

 

参考記事

数ある映像・写真会社の中からなぜファーストフィルムが選ばれるのか!?

 

今回の記事が、今後の結婚式準備のご参考になれば幸いです。

 

エンドロールとは

結婚式のラストはエンドロール!と定着しつつある今ですが、そもそも「エンドロール」「エンディングムービー」とは、披露宴・披露パーティーで新郎新婦退場後に上映するムービーです。

 

映画のスタッフロールのようなイメージで当日列席して下さったゲストの方のお名前と共に、曲に合わせて編集しゲストの方へ感謝の思いを伝える演出映像。

 

エンドロールの種類

(1)フォトエンドロール

その名の通り、写真を使ったエンドロールです。エンドロールといえば、動画(ムービー)というイメージが強いかもしれませんが、写真を使ったエンドロールも実は結構多いのです。

 

幼少期の写真や友人との思い出の写真を使って、プロフィールムービー風のエンドロールを作ったり、挙式を海外やリゾート地で行った為ゲストの方にその時の様子を見てもらいたい!という場合などは挙式の様子の写真で作成するのもおすすめです。

 

ただし、この場合は挙式と披露宴・披露パーティーの期間が短いと挙式を撮影してもらった写真業者からデータを受け取れない場合があるので注意が必要です。

 

写真業者の納期はだいたい1〜2ヶ月です。

 

あらかじめその旨を、挙式の担当者に相談してみましょう。

 

(2)撮って出しエンドロール(動画)

今や定番中の定番といってもいい程、結婚式に定着しつつある撮って出しエンドロール。

 

数年前に比べて実施率は2倍になっています。

 

当日撮影した映像を、披露宴中に編集して披露宴の最後に上映。

 

最大の魅力は、ついさっきまで見ていた風景をまた映像として見る事ができるライブ感。

 

また、素敵な時間をともに共有した、ゲストの方と作り上げた一つの作品に仕上がるのです。

 

(3)撮って出しエンドロール(写真)

撮って出しエンドロールの写真バージョン。

 

当日スナップカメラマンが撮影した写真をBGMに合わせて編集。

 

動画とはまた違った雰囲気のエンドロールが仕上がります。

 

first filmのエンドロール


私たちfirst filmのエンドロールは、新郎新婦はもちろんの事ゲストの「一瞬の表情・仕草」を大切にしています。

 

ただ、当日の映像を撮って編集しただけではダイジェスト映像となんのかわりもありません。

 

挙式が始まる前、ご新郎様がご新婦様の入場を今かいまかと扉の向こうを見つめる表情。

 

誓いのキスの後のほっと微笑むご新婦様の表情。

 

娘とのバージンロード、複雑な気持ちで涙をこらえ一歩一歩足を運ぶお父様の表情。

 

苦楽を共にしてきた友人や会社の仲間が祝福の笑みを浮かべ涙を流す表情。

 

「この一瞬。」をfirst firmは逃しません。この表情こそがエンドロールをよりドラマティックに演出する最高のスパイス。

 

100組の結婚式があれば100通りのエンドロールが完成します。

 

エンドロールは新郎新婦だけではなく、当日結婚式に列席したゲストと共に創り上げられる一つの作品です。

 

是非、私たちfirst filmに世界に一つだけのエンドロールを作るお手伝いをさせ頂ければと思います。

 

エンドロール特設サイトはこちら

持ち込み業者に依頼した際の注意するポイント

エンドロールを作成するには、式場の提携業者に依頼するか外部業者を持ち込む、もしくは自作をする方法がありますが、私たちのような持ち込み業者に撮って出しエンドロールを依頼した場合を例に挙げ、より良いエンドロールにする為のポイントをご紹介いたします。


(1)サンプル映像の確認

エンドロールを依頼する業者のサンプル映像を必ず確認しましょう。

自分のイメージしているものと、かけ離れた映像が出来上がってからでは取り返しがつきません。もちろん、業者を選ぶ際に自分の目で見て探しているとは思いますが、「◯◯のサンプルをみて注文を決めました。」と業者の担当者に伝えるだけでも安心かと思います。


(2)事前に打ち合わせをする

持ち込み業者に依頼する場合、ほとんどがインターネットからの注文だと思います。

サンプル映像や、ホームページを見れば大体のことは把握できますが、必ず業者の担当者と直接会って、打ち合わせをするか、遠方で難しい場合はSkypなどを利用してでも一度顔を合わせておくことをおすすめします。

当日まで、メールのみのやりとりだけで、当日カメラマンが来なかった、撮ってもらえると思ったシーンが撮れていなかった…など取り返しのつかない事態を招きかねません。

そうならない為にも、入念な打ち合わせを行った上で当日を迎えるようにしましょう。

 

(3)撮影NG箇所の確認

外部業者の持ち込みがOKな場合でも、実際に蓋を開けてみたらメイクルームに入れない・挙式が撮影できない。なんて場合があります。

せっかく自分達の好みに合った業者を見つけて手配したとしてもメイクルームのお支度シーンや、大切な挙式のシーンが撮影出来ないのではもったいないですよね。

メイクルームが撮影出来ない場合は、お支度完了後に式場内やロケーション撮影の時間が充分に設けられていてスナップ撮影に同行できるのであれば撮影内容としてはカバーできます。

しかし、挙式は一切立ち入りすら禁じられている会場は挙式だけでも、提携業者に撮影を依頼する事をおすすめします。挙式のみの撮影プランは存在するはずですので、会場担当者に相談しましょう。

 

また、挙式撮影が可能な場合でも挙式会場内での動きを制限される場合が多々あります。

例えば、キリスト教式の場合で祭壇には登ってはいけないとなると、挙式中新郎新婦は基本的に牧師先生の方を向いて立っているので、新郎新婦の式中の表情を抑える事が難しくなります。おさえられるタイミングは新郎新婦が向かいあって、指輪の交換やキスシーンです。

この場合、挙式のリハーサルがあればその際にお二人の表情を正面から抑えたり、出来る限りアップの画をおさえます。


以上のような点を踏まえて、事前に撮影できない箇所を式場担当者に確認して頂く事をおすすめします。

特に最近は撮影禁止の結婚式場からのお問い合わせも激増しております。事前説明が不十分な可能性がありますので、担当者に確認することをおすすめします。

 

(4)当日のスケジュールを詳しく伝える

当日のスケジュール「進行表」って必ず作りますよね?私たちカメラマン・編集マンはその進行表を元に動きます。なので、必ず進行表は持ち込み業者にも渡して下さい。

 

また、ギリギリになって新たにイベントが追加された(例:新婦へのサプライズなど)または、予定していたイベントがなくなった。など進行内容に変更があった場合は必ず伝えましょう。

 

基本的に現場の様子を見てカメラマンは動いていますが、イベントが終わったと思って会場から離れた際、追加されたイベントが始まってしまって撮影できなかった…なんて事にならないように変更内容を伝えて頂いた方が確実です。

 

そして、会場の担当者(プランナー)にも当日カメラマンは何時に会場に来てどのタイミングから撮影するのか。という事を必ず伝えましょう。新郎新婦と持ち込み業者間で連携がとれていても、会場の協力なしでは撮影はできません。

特にメイクルームは制限がある場合が多いうえに、お支度が完了したらすぐに挙式のリハーサルや式場内でのスナップ撮影に行ったりと挙式までも大忙しなのでメイクルームの撮影は4,5分で終わらせなければならない程慌ただしい時間なので4,5分でも確実に時間をとってもらえるように事前に伝えておきましょう。


(5)編集場所を確保する

 

撮って出しエンドロールは、当日現場で編集する為、編集場所の確保は必須です。

編集場所が確保されていないと、エンドロールの上映時間に影響してしまうので必ず確保しましょう。

エンドロールは撮影をしながら、イベントの合間合間で素材(録画したもの)を編集マンに渡さなければいけないので、編集場所はできるだけ披露宴会場に近い場所が理想です。

また、編集で必要となる電源コードの確保もして頂くと安心です。

 

(6)会場スクリーンのアスペクト比を確認する

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出典元:http://www.sora-video.biz-web.jp/service/aspect.html

 

会場で上映する際に使用するスクリーン。このスクリーンの上映サイズ(アスペクト比)を事前に確認する必要があります。

アスペクト比とは画面の比率の事を言います。簡単に言ってしまうと、従来のブラウン管テレビの画面サイズが「4 : 3」、薄型の液晶テレビ(現在の地デジ放送のサイズ)のサイズが「16 : 9」です。

 

このアスペクト比がスクリーンのサイズと合っていない場合、スクリーンから映像がはみ出して切れてしまったりすので必ず事前に会場担当者に確認をして持ち込み業者に伝える事をおすすめします。

現在の業者では、ほとんどが16:9で撮影をしていると思いますが中には4:3の撮影をしている場合もあります。結婚式後もご自宅のテレビで見る事を考えたら16:9で作成してもらうと良いでしょう。

 

エンドロールを自作する際の注意するポイント

それでは、エンドロールを自作する場合の注意点をご紹介していきます。

※これは、業者に依頼する場合にも当てはまるポイントですので是非ご参考にしてみてくださいね。


(1)BGMの選曲

・どんな雰囲気でフィナーレを迎えたいか考える

 

BGMの選曲はとても重要です。エンドロールは披露宴のフィナーレを飾るものですから、アップテンポな曲で楽しいフィナーレにするか。

 

バラード調の曲で感動的なフィナーレにするか。を是非その時の情景を思い浮かべて、選曲してみて下さい。(著作権の問題にご注意ください)

私たちのおすすめ曲は、first film(ファーストフィルム)の編集者が選ぶ、エンドロールでおすすめの曲15選でご紹介していますので是非チェックしてみてくださいね♪

 

・BGMの長さは重要

 

曲の長さ=エンドロールの長さ(上映時間)になりますので、大体4分半〜5分前後が望ましいです。

 

撮って出しエンドロールの場合は、特に6分を超える曲になると間延びしてしまいますし、短い時間の中で編集をしなければならないのでおすすめできません。

 

曲が長い場合は、曲を短く編集しましょう。

 

(2)写真選び

写真を使用する場合は、オープニングムービーやプロフィールムービーと写真がかぶらないように選ぶようにしましょう。

 

また、自分たちの写真ばかりにならないように出来るだけ列席しているゲストと一緒に写っている写真を選ぶと喜んで頂けますよね。

 

海外挙式や国内のリゾート地で挙式を行った場合は、その時の写真を使うのもいいでしょう。

 

ゲストロール作成時のポイント

エンドロールの最大の特徴である、ゲストロール!ここでは、このゲストロールを作る際の注意点と作成時のポイントをご紹介していきます。

(1)名前の順番

ゲストロールには、これといった絶対的ルールはありません。新郎新婦側それぞれが同じルールに基づいて作成すれば、統一感のあるエンドロールに仕上がります。


では一般的な並びをご紹介します。


①構成は新郎側ゲスト→新婦側ゲストの順

はじめに新郎側のゲストのお名前、次に新婦側のゲストのお名前の順にゲストロールをつくります。

②並び順は席次表を元にテーブルごとにグループ分けをする

(例)来賓グループ→友人グループ→親戚グループ→家族グループ

このような順番で並べる事を頭に入れて、作りましょう。

③グループ内での順序

職場関係者は、職場での役職順。ひとつの家族は「父→母→子」の順に並べましょう。


(2)敬称について

基本的にはゲストの方に「様」をつけておけば問題ありませんが、ご家族に「様」をつけるかどうかを悩まれる方が多いようです。


・家族への敬称

一般的にはご家族には敬称をつけない方が多いようですが、それには新郎新婦両家主催の結婚披露宴なので家族への敬称はつけないという理由があります。

ご兄弟がご結婚をされていて一緒に暮らしていないなどの場合は「招待する」という位置付けになるので敬称をつけます。

しかし、ご家族に敬称をつけない事が絶対ではありません。

 

新郎新婦主催の結婚披露宴だから、家族も「招待する」という位置付けで「様」をつけるパターンもあります。


・小学生以下のお子様の場合

「◯◯◯◯ちゃん」「◯◯◯◯くん」という表記でも良いでしょう。


(3)名前のフォントについて

文字の背景が黒であれば問題はありませんが、パソコンで作業している際の表示と実際に会場のスクリーンに映した際の見え方は違います。プロジェクターでスクリーンに映された際、パソコンで作業している時よりも明るく映される事が多いのです。

よって、文字が見えにくくなる事が考えられますので、名前のフォントには影をつける事をおすすめします。

(4)長すぎるゲストへのメッセージはNG

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名前の上や下に、「今日は遠方からありがとう!また集まろうね!」などゲスト一人一人にコメントをつけたい!というご相談をお客様から頂く場合がありますが、おすすめできません。

 

理由の一つは、コメントが長いと当然ゲストロールを表示する時間も長くなるのでゲストロールが上映中ほとんど表示されている状態になってしまい、せっかくの当日映像もずっと文字が被った状態になってしまうからです。

 

もちろん、エンドロールを作成する目的としてゲストの方に感謝の気持ちを伝えたい。という意味合いも含んでいますが文字ばかりに目がいってしまってせっかくの当日の映像をしっかりと見てもらえないのでは意味がありません。

 

コメントをつける事は悪い事ではないので、つける場合は会社の方・高校の友人・大学の友人・親族とグループごとに一言コメントをつける事をおすすめします。


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(5)ラストコメントも要注意!

エンドロールの終わりに、「本日はお越しいただき誠にありがとうございます。これからは〜」と、ゲストへの感謝の想いを3行〜5行以上にもなる長文で画面いっぱいに、表示するのはおすすめできません。

締めの言葉なので、「どうにか感謝の気持ちを伝えたい!」というお気持ちもわかりますが、画面いっぱいに表示される文字は正直しっかりと読める人は残念ながら少ないです。

文章を長々と書くのではなく、簡潔に長くても二行程におさめる事をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

エンドロールは種類もいくつかありますが、共通している点としては「ゲストに感謝の気持ちを伝える」という事です。準備の仕方次第で、エンドロールの仕上がりも変わってきます。

今回の内容が今後の結婚式準備のご参考にして頂ければ幸いです。

 

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