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MAMIKO KAJIWARA Chief Marketing Officer

2019.01.22

結婚前にブライダルチェック!その費用やメリットとは?

カップル

結婚式が決まると、挨拶や準備はもちろん、ブライダルエステやネイルの予約を入れたり、忙しくも充実した日々ですね。あれこれ夢見る時間を楽しむことも、きっと新生活の糧にな るはず。一方で、結婚するということの現実に真摯に向き合う準備として、ブライダルチェックにいくこともおススメします。

その他のケアとして「白い歯は美人度UP!?結婚式の準備に歯のケアやホワイトニングを」も参考にしてみてくださいね!

ブライダルチェックとは?

ブライダルチェック


最近よく聞かれるようになったブライダルチェック。耳にしたことはあっても、実際に行ったという方はまだまだ多くないのが現状かもしれません。

 

(1)妊娠できるかのチェックではない

2011年のデータですが、日本人の平均初婚年齢は夫が30.7歳 妻が29.0歳(平成25年度『少子化社会対策白書 (旧少子化社会白書)について』より)。いわゆる「大人婚」が増えています。それに伴い、必然的に出産年齢も高齢化しており、不妊治療をするカップルも決して珍しくなくなってきました。そんな時代の流れを受けてか、ブライダルチェック

は“赤ちゃんを授かることができるかどうか”の妊娠可否チェックだと思っている方もいるようですね。もしそう考えてしまったのなら、ブライダルチェックに行くのはとても勇気のいることでしょう。


そしてその結果によって自らの今後の人生が変わってしまうかもしれないと、不安でいっぱいになってしまいかもしれません。でも、本来ブライダルチェックはそんなハードルに感じる必要のあるものではなく、新しいステージに立つあなたの幸せな未来のための健康診断なのです。

 

(2)女性だけのものでもない

女性が受診するイメージの強いブライダルチェックですが、実は当然男性のためのブライダルチェックもあるんです。とはいえ、まだまだ珍しいのか、それこそ実際にブライダルチェックを受けた男性の話はなかなか聞きませんね。


でも、誰かと真剣に人生をともに歩んでいくことを決意したのならば、女性であれ男性であれ、是非自分自身の体とも改めてまっすぐに向き合って欲しいもの。


一人でわが道を行くのであれば、言ってしまえば、どこでどうなろうが自分の勝手で、本人の責任でしかないかもしれません。しかし結婚を決意したのであれば、もはやあなたの人生はあなたのためだけのものではありません。


愛するパートナーのためにも、お互いが日々健やかに歩んでいけるよう心がける責任があることを忘れないでください。ですから、結婚前に挨拶や式の準備などと併せてブライダルチェックに行くことを検討してみてはいかがですしょうか?

どんな検査をするの?費用は?

ぶたのカップル


(1)ブライダルチェック 検査の一例(女性編)

ブライダルチェックの検査項目は、必ずこれと決まったものがあるわけではないため、病院によって様々です。


一般的な例としては、問診・内診・血液検査・尿検査・超音波検査などが挙げられ、女性の場合は婦人科産婦人科が主に実施しています。


一連の検査をブライダルチェックとして受診できる病院もあれば、特にそう銘打っていなくても、受診したい検査を問い合わせれば、個別であるいは組み合わせて検診してくれる病院もあります。


職場の定期健診などに含まれることが多い尿検査や、自治体が無料で実施している地域もある子宮がん検診などは、特に改めて気になる点がなく1年以内に受診済みであれば除いてセレクトしてもよいかも知れません。


内診では子宮口のチェックや性感染症の検査、超音波検査でも子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣腫瘍などを調べたり、妊娠に関わる項目がその多くを占めるのは事実です。


だからといって、その結果によって子どもを授かれるお墨付きが得られるわけでもなければ、逆に検査で問題が見つかったから妊娠は諦めなければならないということでもないと知っておいてください。


ブライダルチェックは良くも悪くも、自分自身の体のいまの健康状態を知り未来に備えるためのものであり、それ以上でも以下でもありません。


一方で、妊娠を望んでいるのであれば血液検査による風疹の抗体チェックなどによって、予防接種の必要有無が判明するなど、予めリスクに備えながら妊活計画を立てることができますし、受診して損はありませんよ。

 

(2)ブライダルチェック 検査の一例(男性編)

男性も基本的に検査項目に大差はなく、問診・内診・血液検査・尿検査・超音波検査が一般的なようで、主に泌尿器科・性病科で受診することができます。男性の場合、特にブライダルチェックが広まらない一因として、検診のメインとも捉えられがちな精液検査があることが挙げられます。


また、内診には、必要に応じて触診なども含まれることがあるため、非常に強い抵抗を感じる方もいて当然だと思います。ただ、子どもを望んでいて、何らかの不安があるのであれば覚悟を決めて、パートナーのためにも検査することをおすすめします。不妊の4割は男性側に原因があると言われており、その場合、早期に発見し早めに治療に取り掛かることがとても大切です。


どうしても病院に行くことが躊躇われるのであれば、簡易的な検査ができる郵送キットもあるので、まずは試してみるのも良いかもしれません。そうはいっても、前にも書いたように、ブライダルチェックとは幸せな未来のためにご自身の健康状態をしっかりチェックすること。そういう意味では、本来は一定の診療科目にとらわれる必要はなく、将来を真剣に考えて必要だと思う検査を受け、未来に備えることができればそれで良いのだと思いますよ。

 

(3)ブライダルチェックの費用

男女それぞれの検査項目例をみてきましたが、内容には決まりがあるわけではなく、一様にブライダルチェックといっても実施する病院によっても差があります。ですから、費用も一概には言えないのが実情ではありますが、一般的な“ブライダルチェック”の費用をここでご紹介しておきますね。


基本的には保険は適用されず、自費になるため女性の場合2万円~5万円程度、男性の場合は1万5千円程度を想定しておく必要があるようです。いずれにしても、決して安い金額とはいえませんね。中には、カップルで一緒に受診できる病院もありますので、その場合はふたりの結婚準備資金から調達することも検討してみてはいかがでしょうか。


また、人間ドックと併せることで割安になるところもあるようなので、この機会に受診すると、より詳細に自分の体の状態を把握できますね。

ブライダルチェックのメリットとは?

カップル


ブライダルチェックは、少しでもネガティブに考え始めてしまったら、踏み出すのが難しくなってしまいそうな気がしますね。ですから、体の状態を知ることができるという実利以外のメリットもご紹介しますね。

 

(1)互いの価値観を知り、ふたりの将来を真剣に考える機会になる

最近は、結婚に際し婚前契約書を交わすカップルもいるようですが、そうでもしない限り、事前にお互いの結婚観を細部まですり合わせることは、意外とできていない場合が多いのではないでしょうか。


結婚となれば、両親や親戚など、本人同士の考えや想いだけでは物事を進められない事態も。でも、実際に何か問題が起こったわけでもないのに、予めネガティブな想定をして話し合っておくというのは、気が進まないものですよね。だからといって都合の良いことばかりを認め合っていては、成り立たないのが結婚生活です。


ブライダルチェックは、いまの自分の体の健康状態という「現実」を明らかにしてくれるものですから、その“現実に向き合うこと”であるといえます。それを踏まえて、ふたりで長い人生を見据えることができれば、きっとより具体的で真剣に将来を話し合う機会が生まれるはず。現実と向き合うからこそ、理想や夢を語っているときには意外と見えなかった、相手の考え方や価値観を知る機会にもなり得ます。

 

もし、どちらかが強く子どもを望んでいるのであれば、その想いや具体的な計画などをより積極的に共有しておいても良いかもしれません。相手との考えに相違があれば、早めに知っておくに越したことはありませんしね。


最終的にブライダルチェックを受けるかどうかはおいて置いたとしても、まずはお互いが自分の体の健康状態を知ろうとすることで、初めて見えてくる結婚観もあると思います。いずれにしても、真剣にお互いを想いやり将来を考える気持ちがあれば、とても有意義な時間になることは間違いありません。人間ドックなどもそうですが、実際にブライダルチェックを受診すると、自分自身のみならず家族も含めて、これまでの病歴などを振り返る機会にもなります。


パートナーの身体を知ることで、生活を共にしていくにあたり、毎日の食事など気をつけたいポイントが見えてきたりもするでしょう。

 

(2)お互いを想いやるふたりの、新しい記念日をつくるきっかけに

結婚すると、パートナーがいつもそこにいることが当たり前になります。そんな日常がいつまでもあたりまえに続いていくためには、改めてお互いの健康を心から気にかける機会をもつことがとても大切です。ですから、これは一つの提案ですが、ブライダルチェックを受けた日を毎年一年に一度、お互いの健康を願い健診に行く記念日にしてはいかがでしょうか?


ある年は、歯科検診であったり、がん検診であったり、年齢や状況に応じて内容を決めるようにすれば、自分の体を顧みるのにも最適です。主婦になると定期的に健診を受けるチャンスがなかったり、会社の定期健診があっても受身でいると大病の予兆に気がつけなかったりする可能性もありますから、きちんと意識する日をつくって、ふたりの新しいルールの一つにするのです。


毎年、ブライダルチェックに行って将来を真剣に話し合ったこと日のことを思い出しながら、お互いの体を気遣い合うことができれば、何年たっても気持ちも初心に返ることができそうですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ブライダルチェックは、まだまだ結婚準備の新常識といえるほどは拡がっていませんし、特に男性の場合、その認知度も女性に比べて非常に低いのが現状のようです。もちろん受診することが絶対とは思いませんが、幸せな結婚生活のために、ふたりが真剣に将来を語り合う手段として、カップルが一緒にブライダルチェックにいくことは、とても意味のある経験になるのではないかと考えます。そして、それはいつの日にもお互いを思い遣れる、大切な思い出になっていくはずですよ。

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