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CHIHIRO UKIANA Web writer & Editor

2018.10.29

結婚式にふくさ(袱紗)は必要?ご祝儀の包み方&オススメ10選

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ふくさ(袱紗)とは、ご祝儀やお香典などが汚れないように包むためのものです。

以前は風呂敷で金封を包んで丁寧に持ち運ぶことがマナーでした。

さいきんは、シルク製のものが主流になり、結婚式のカジュアル化にともない、ふくさがなくても大丈夫なようになりました。

しかし、そうはいってもふくさは一家にひとつあると安心です。その理由は、なぜなのでしょうか。

今回は、ふくさを用意した方がよい理由やオススメのふくさなどをご紹介していきたいと思います。結婚式にふくさが必要か迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

                        

ふくさがあった方がよい理由とは?

冒頭でもお伝えしましたが、ふくさはかならず必要なものではありませんが、用意しておいた方が安心です。

理由は、ご祝儀の汚れを防げるためです。

ご祝儀をバッグにそのまま入れておくと、思わぬ汚れがついてしまうことも…。

また、目上の方の結婚式などフォーマルな場や地域によっては、ふくさを使うことが一般的な場合もあります。

そのため、ふくさはひとつ用意しておくと安心です。

                            

ふくさには4種類ある!種類別にご紹介

ふくさには、大きく分けて「正方形の布タイプ」と「ポケットタイプ」の2つがあります。下記にて見ておきましょう。

(1)正方形の布タイプ:シンプルタイプ


シンプルな正方形の布タイプのふくさです。従来使われていた風呂敷とほとんど変わりないものです。

(2)正方形の布タイプ:爪つきふくさ


ほどけないよう爪がついているタイプです。

(3)正方形の布タイプ:台つきふくさ


正方形の布に金封を乗せる台がついているタイプです。

(4)ポケットタイプ:金封ふくさ


お財布のようなポケット状になっていて、ふくさを簡単にしまえるタイプです。

ただ、略式として金封の金額を3万円までとする一説もあります。

押さえておこう!ふくさのかしこい選び方

ふくさは結婚式などお祝い事でも、お葬式などのお悔やみ事でも使います。

そのため、ふくさは使い場によって先ほどご紹介した種類、色、柄によって使い分けなければならないとされています。

(1)ふくさの種類

ふくさの種類には、シンプルな正方形タイプ、爪つきふくさ、台つきふくさ、金封ふくさがあります。
金封ふくさ以外は正方形の布になっており、金封を自分で包みます。

金封ふくさはあらかじめポケットの形状になっているため、金封を手軽にしまえます。

そのため、金封ふくさは略式とされていて、金封の金額を3万円までとする考えがあります。

3万円以上をお考えの場合は、金封ふくさを避けた方がよいでしょう。

(2)ふくさの色

お祝い事には赤やピンクなどの暖色系の明るい色を。

お悔やみ事には青や黒などの寒色系を使うことが一般的です。

ただ、紫色のみがお祝い事でもお悔やみ事でも使えます。

そのため、一家に紫色を用意しておくとよいかもしれませんね。

(3)ふくさの柄

ふくさによって柄があるものもあります。

お祝い事で使うふくさの場合、鶴や亀甲柄など縁起のよいものがよいでしょう。

                            

図解説!ふくさの包み方をご紹介

ご祝儀袋を包む際のふくさの包み方をご紹介していきたいと思います。

(1)一般的な正方形タイプのふくさ

・1 ふくさをひしがたになるように置きます。爪つきのものは、爪が右側にくるようにしてください。

・2 ふくさの中央から左側にふくさを置きます。台つきで慶弔両方に使えるタイプは、台の片面が暖色、もう片面が寒色のリバーシブルになっているものがあります。ここでは、暖色の片面を上側にしてご祝儀袋を乗せてください。

・3 左→上→下の順でたたみます。

・4 右をたたんだら完成です。爪つきのものは、最後に爪に布をひっかけてくださいね。

ハンカチなどで代用する際も同じ方法です。

たたむ際に左→下→上の順にしてしまうとお悔やみ事のたたみ方になってしまうので、注意してください。

(2)ポケットタイプのふくさ

ポケットタイプの金封ふくさは、右開きになるよう金封を入れてください。

左開きにしてしまうとお悔やみ事になってしまうので、注意してください。

                            

ふくさを渡すときの3つのポイント

①結婚式場の受付にて新郎新婦との関係性と名前、お祝いの言葉を伝えましょう。
例:「新婦友人の○○と申します。本日は誠におめでとうございます。」

②ふくさからご祝儀袋を取り出しましょう。

③ご祝儀袋を受付側へ向きを変え、両手で渡しましょう。

以上がふくさの渡し方になります。

ご祝儀袋を出した後のふくさはバッグなどにしまいます。

芳名帳の記入は、ふくさを渡す前か後に行いましょう。

                            

プチプラから高価なものまで!オススメふくさ10選

(1)文様柄ふくさ


■金額:¥2,808
■種類:ポケットタイプの金封ふくさ
■色展開:グリーン/ネイビー/ブラック

涼しげな文様柄が特徴的なふくさ。幅広い年齢の方が使えるのではないでしょうか。

(2)リーバシブル紬刺繍ふくさ


■金額:¥864
■種類:ポケットタイプの金封ふくさ
■色展開:エンジ/マスタード

表はお祝い事用、裏はお悔やみ事用としてリバーシブルで使える優れもの。

(3)リボンポイントプリーツふくさ


■金額:¥972
■種類:ポケットタイプの金封ふくさ
■色展開:ピンク/ブラック/ベージュ

細いプリーツにリボンがついているキュートなふくさです。

(4)手ぬぐいふくさ・縞


■金額:¥1,080
■種類:ポケットタイプの金封ふくさ
■色展開:ブルー/ブラック/ネイビー/レッド

幾何学模様の手ぬぐいのふくさです。色によって模様の特徴が異なります。

(5)アラベスクジャガード


■金額:¥2,808
■種類:ポケットタイプの金封ふくさ
■色展開:グリーン/アイボリー/ピンク

お花が刺繍されている金封ふくさ。色合いが控えめなので、エレガントさを演出してくれます。

(6)ちりめんふくさ「吉兆の笹」


■金額:¥10,800
■種類:正方形タイプのふくさ
■色展開:赤/黄色/紫

京友禅の老舗の正絹ちりめんで作られたものです。

きんちゃくや絵馬などのお願い事を込めた細工物が施されています。

(7)正絹江戸小紋台付ふくさ(木箱入)


■金額:¥4,320
■種類:台つきふくさ
■色展開:ムラサキ/エンジ/テツ

台の色がリバーシブルになっているため、お祝い事、お悔やみ事の両方で使えます。

(8)家紋入り台付ふくさ


■金額:¥13,824
■種類:台つきふくさ
■色展開:紫

ちりめん生地の家紋入り台付ふくさ。職人さんの手書きによって家紋を入れてくれます。

(9)ちりめんふくさ


■金額:¥1,080
■種類:正方形タイプのふくさ
■色展開:紫

ポリエステル製のちりめんふくさです。紫なので、お祝い事、お悔やみ事の両方で使えます。

(10)手ふくさ


■金額:¥5,980
■種類:正方形タイプのふくさ
■色展開:紫/赤/紺/緑

京職人の手によって作られる正絹丹後ちりめんの小さめの風呂敷です。はっ水・防カビのパールトーン加工済のため、安心です。

                            

まとめ

カジュアルな結婚式が広まり、マナーの範囲が各々の判断に委ねられつつあります。

そんな時代だからこそ、風習を重んじてふくさを使ってみることもひとつの経験になるかもしれません。

ふくさを用意するのが難しいときは、キレイなハンカチや風呂敷で代用できます。

その際は、【4、図解説!ふくさの包み方をご紹介】と同様の方法で包んでみてくださいね。

本記事がみなさんのお役に立てましたらうれしいです。

                        

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