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KEIKO OHASHI Art Director

2019.01.26

結婚式披露宴に役立つテーブルマナーを解説!

結婚式に参列する際に楽しみなことのひとつが、婚礼料理ですよね。

実際に、料理はゲストがもっとも期待している演出として人気を博しており(出典:セキララ★ゼクシィ調べ)、花嫁花婿側も気合いを入れるポイントです。

そこで忘れてはいけないのが、テーブルマナーです。

せっかくご馳走していただくからには、きちんとしたマナーでいただきたいですよね。

しかし、みなさんの中には、「テーブルマナーを今さら周りに尋ねるのはなんだか恥ずかしい…」、そんな方もいらっしゃるはず。

ということで今回は、テーブルマナーの初歩的なことから見落としがちなことまでご紹介していきたいと思います!

                        

最初に押さえよう!6つの基本的なテーブルマナー


はじめに、最低限覚えておきたい6つのテーブルマナーをご紹介していきます。

(1)食事と乾杯は案内の挨拶のあとで

司会から案内の挨拶がお食事と乾杯の始まりの合図となります。

そのため、着席したときにすでにテーブルの上にお食事やお酒が並んでいても、すぐ手をつけてはいけません。案内があるまで待ってくださいね。

(2)スピーチや余興のときは食事をストップ

結婚式によっては、食事の際にスピーチや余興がある場合があります。

その際はお食事の手を止めて、スピーチや余興に集中して楽しんでください。

(3)音を立てて食べないようにしましょう

食べものを口に入れた際や、フォークやナイフを使う際に音を立てないように気をつけましょう。

(4)椅子の背もたれに背をつけず、姿勢に気をつけましょう

椅子の背もたれに寄りかかっていると、あまり印象がよくありません。

そのため、背もたれに背をつけず、正しい姿勢でお食事するようにしましょう。

(5)髪の毛や衣類にはノータッチ

お食事中は、髪の毛や衣類を触らないようにしましょう。

髪の毛につけたヘアセットスプレーなどが手についてしまう可能性もあり、あまり印象がよくありません。

(6)お手洗いはお食事の前に

お食事中にお手洗いに行かないよう、事前に済ませておくようにしましょう。

                            

着席は左側から!着席時と乾杯時、離席時のマナー

 


続いては、着席時と乾杯時、離席時のマナーをそれぞれご紹介していきたいと思います。

(1)着席時

着席する際は、席の左側から座ります。右側は上座にあたるので、下座にあたる左側から着席するのがよいとされています。

スタッフの方がエスコートをしてくれる際は、テーブルにお腹がつきそうな位置で座ります。そうすると、座ったときのテーブルとの距離感がちょうどよいですよ。

バッグは背中と椅子の背もたれの間に置きましょう。難しい方はひざの上や、椅子の右側に置いてください。料理は左側から運ばれるので、右側に置いておくと安心です。

(2)乾杯時

乾杯する際は、グラスをあわせずに胸より高い位置に上げて「乾杯」と口にしましょう。

お酒が飲めない方も、乾杯をするのがマナーです。そのあとグラスに口を当てて飲むフリをして大丈夫です。

また、先ほどご紹介したように司会の案内があるまで飲み始めるのは待ってくださいね。


お食事中に離席する際は、上記画像のようにお皿にナイフとフォークを「八
の字」に乗せます。


ナイフとフォークを使う洋食では、お皿の乗せ方によって意味があります。

上記1枚目の画像の乗せ方は「食事を一時停止中です」という意味が込められています。

離席中に誤って食事を下げられないよう上記の乗せ方をしておきましょう。

また、ナプキンは椅子の上に置いておくか、椅子の背もたれに掛けてください。

キレイに折りたたむのはNG!?ナプキンのマナー


口を拭くために用意されているナプキン。ここでは、ナプキンの基本的なマナーをご紹介していきます。

(1)乾杯後にナプキンをひざの上に広げましょう

ナプキンを広げるのは、食事を始めるのを意味します。

そのため、乾杯のあとに広げるのがマナー。

ナプキンをふたつ折りにし、折り目を手前のお腹側に向けてひざの上に置きます。

お口を拭く際は、汚れたところが見えないように折りたたんだ内側を使います。

(2)食事を終えたら軽くシワをつけてテーブルへ

食事を終えたらキレイに折りたたまずにテーブルへ置きます。

キレイに折りたたむと、「料理がおいしくなかった」という意味になってしまうためです。

(3)ナイフやフォークを拭くのはNG

ナプキンでナイフやフォークを拭くのはNGです。

ナイフなどを変えたい場合は、スタッフの方にお願いしましょう。

                            

どれを使えばいいの?カトラリーとグラスについて解説


フルコースのお食事の場合、テーブルにたくさんのフォークやナイフ、グラスが並んでいると思います。

一体どれでなにを食べればよいのか戸惑ってしまいますよね。

ここでは、カトラリーとグラスについてご紹介していきたいと思います。

(1)カトラリーは大きさをチェック!

カトラリーとは、ナイフやフォーク、スプーンなどの総称です。

カトラリーは大きさを見れば、何に使えばよいのかすぐわかります。

基本的に「肉>魚>サラダやスープなどの前菜>デザート>紅茶・コーヒー>バターナイフ」の順で大きくなっています。

ほとんどの場合、外側から大きい順に並べてくれています。

そのため、外側から使用していくとよいでしょう。

最初はたくさんのカトラリーがテーブルに並んでいると混乱してしまうかもしれません。

そんなときは大きさをよく見てみてください。どれを使えばよいのかピンとくるはずです!

(2)グラス


グラスは、それぞれ特徴があります。

ビールやハイボールはストレートの形をしているビアグラスを。

赤ワインは飲み口とサイズが大き目のものを。白ワインは赤ワイン用のものより小ぶりのものを。シャンパンは細長いワイングラスになります。

水やソフトドリンクはワイングラスよりも飲み口が大きいものになります。

フレンチと和食の順番とマナー

(1)フレンチ

フレンチでのコースの順番は、下記のようになっています。

1品目、突き出し(アミューズ)
2品目、前菜(オードブル)
3品目、スープ(ポタージュ)
4品目、魚料理(ポアソン)
5品目、口直し(ソルベ)
6品目、肉料理(ヴィアンド)
7品目、デザート(デセール)
8品目、コーヒーと小菓子(カフェ・プティフール)

5品目の口直し(ソルベ)では、シャーベットが振舞われることがほとんど。食後のデザートと間違いやすいので、気を付けてください。

次に、フレンチでのマナーをご紹介していきます。

・取っ手のついてないお皿にはノータッチ

フレンチでは、取っ手のついていないお皿に触らないことがマナーとされています。

日本では受け皿としてお皿を持ち上げるのがよいとされているので、気を付けたいポイントです。

・料理の左側からいただきましょう

魚料理(ポアソン)や肉料理(ヴィアンド)では、ナイフとフォークを使います。

その際に、左側から切り分けて食べるのがマナーとされています。

また、最初にすべて切り分けるのはマナー違反です。

一口ずつ切り分けてお口に運んでくださいね。

・パンは一口ずつちぎりましょう

パンに直接かじりつかず、一口ずつちぎって食べるようにしましょう。

(2)和食

和食での順番は、下記のようになっています。

1品目、先付け
2品目、吸い物
3品目、向付け
4品目、焼き物
5品目、煮物
6品目、揚げ物
7品目、蒸し物・酢の物
8品目、ご飯・止め椀・香の物
9品目、水菓子・甘

和食は日常的に食べている方がほとんどではないでしょうか。

フレンチと比べて改めて意識することはあまりないかと思います。

以下に少しだけマナーをまとめましたので、参考にしてみてください。

・骨や果物のタネはお皿の端へ

魚の骨や果物のタネは、お皿の端へ一箇所によけておきましょう。

・揚げ物は手前のものから

天ぷらなど揚げ物は手前のものからいただくのがマナーとされています。

                            

まとめ

テーブルマナーは細かく決められているため、きちんと押さえておきたいところですね。

カトラリーや料理を落としてしまったときは、スタッフの方を呼ぶのがマナーとされています。

手を小さく挙げて合図をしたり、目が合ったスタッフさんを呼んで、落としてしまったことをお伝えください。

ご自身で片付けるのはよくないとされているので、注意してくださいね。

                        

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